裏銀座縦走3泊4日(槍ヶ岳なし)烏帽子岳〜水晶岳〜〜双六岳〜新穂高

日本最強!北アルプスのPEAKS!

こんにちは、ガパちゃんです。
本当は折立より薬師岳→雲の平→鷲羽岳→双六岳→笠ヶ岳→新穂高というルートの3泊4日の縦走を計画していたのだが、前日になって友達から、折立は岐阜側からしか行けないと言うことを聞き、調べてみると土砂崩れのせいで富山駅から折立行きのバスは運休、タクシーで岐阜を通るルートで行くと四万円近くかかると言うことで、登山行きの新幹線はまたも払い戻しをし、裏銀座に変更する事にした。

というわけでまず烏帽子岳登山口へ。登山終了後の感想としては最高!でした。テントも山小屋も楽しみつつ、台風の影響により強風もなんのその、たっぷり歩いてがっつり疲れ最高の景色を拝無事ができ、よかった!

アクセス
新宿→松本駅→信濃大町駅→タクシーで高瀬ダム。タクシーは9300円。信濃大町駅前にはタクシーが数台止まっていたの予約なしでもいるにはいた。また高瀬ダム手前の七倉山荘で降りると少し安いみたいだが、高瀬ダム手前からものすごい登りがあるのでタクシーを使うのであれば高瀬ダムまで行ったほうが絶対良いと思う。

活動記録

気づけば40km

2021/9/16(木)、いざ登山開始。1日目は↓な感じです。

タクシーで高瀬ダムへ。初めて来た。何だかタクシーの運転手も「烏帽子岳登るの?日本三大急登だよ?疲労で途中でテント貼って寝る人もいるし、下の場合は怪我する人もたくさんいるよ〜」と、冗談半分に軽くビビらせてくるじゃない。正直高瀬ダムから烏帽子小屋までのコースタイムが5時間程度だったので何も調べず適当に行ってみたがまさか日本三大急登とは、、、。日本三大びっくりや。相方に説明し、とにかくゆっくり登る事に。

登山道入り口で再確認をさせられる。体力あるのかお主は?と

登り始めて一体どこでめちゃくちゃな急登りがあるのかと待ち構えつつゆっくり登ると、まー確かに登りが続くが、そんなにビビるものではなく、むしろ先週のぼった蝶ヶ岳とさしてかわらないのではと思うほどだった。(帰りの双六小屋→新穂高を下って思ったが、絶対この区間の登りのほうがしんどいに違いない)。とにかく登山も人生もマイペースが1番。

3大急登と聞いてビビるほどではない。

ゆっくり登り予定より少し遅くなったが無事に烏帽子岳小屋に到着。早速テント幕営⛺️
そして烏帽子岳頂上へ。これがまた意外と遠い。烏帽子岳頂上手前で鎖場がある。頂上付近と稜線上では電波が入った。

烏帽子岳頂上 日本二百名山 2628m

中央のとんがっているのが烏帽子岳山頂(エボシ岳と読む)

烏帽子小屋のテント場
ネットは繋がらず。

誰1人いないテント場。独占。

テントに戻り、コンビニで帰った肉じゃがとビーフシチューを温めて食べ、気づけば寝落ちし、気付けばすでに朝。縦走2日目の天気は曇り。コーヒー沸かして2日目スタート。

2021/9/17(金)

さて、今日は水晶岳へ。今日の泊まりは台風が来るので昨日水晶小屋を予約している。てんくらの天気は午前中はB、曇り、午後はC担っている。そら台風が来ているのだ、仕方ない。しかしながらてんくらの山の天気A,B,Cは結構正確。Bだと風はそこまでなく登りやすいがCになると風は強く雨も降る。

野口五郎小屋を超えて野口五郎岳へ。何とか雨は降らず。

渋すぎる野口五郎小屋。エベレストBCへのトレッキングを思い出す。

野口五郎岳 2924m
ここから見える水晶岳〜赤牛岳、その奥に薬師岳や五色ヶ原も見えるよう。天気良ければほんとここも最高に綺麗なんでしょうね。

水晶小屋まであと少し。どんどん澱む天気。

無地に水晶小屋到着。
水晶小屋で早速力汁を頂く。

もち2個入り

明日も天気は悪そうなので、今日のうちに水晶岳頂上へ。案の定天気予報通り午後は雨が降り始める。台風も近づき!鍋も強くなってきた。水晶岳頂上に近づくと岩岩しい感じになってくる。小屋でヘルメットの貸し出しもしていた。

暴風の中、無事登頂。
水晶岳 日本百名山 2986m

もちろん驚きの白さ

水晶小屋

夕食はカレー。宿泊者は5名。こんな台風直前でも登山をする人はいるものだ。乾燥室もあったので濡れた服を乾かしつつ、今日もビールを数本飲み、20時消灯。水晶小屋は清潔で新しく、音楽が流れて落ち着いた。ネットもdocomoもソフトバンクもしっかりつながる。

水晶小屋の入り口と食堂エリア
家庭的なカレー

2021/9/18(土)

5:30、朝食を取る。てんくらでは9時頃から天気がBになるようなので、8時頃までコーヒーを作りのんびり。8時になりさてそろそろ。雨は覚悟の上、まずは百名山鷲羽岳経由で三俣山荘を目指す。ゲイター装着し、雨対策。外は真っ白や。モンベルのゲイターは生地がしっかりしてゴアテックスで、雨の山で装着するとかなり安心感でる!

たまには雨も良し

道中で雷鳥3匹。雷鳥も人に慣れてるのか、すぐに逃げていく訳でもない。

雷鳥先輩!台風来るよ!

まずはワリモ岳。2888m。その先に鷲羽岳が見え隠れ。曇っていてものの景色。

この標識の場所は頂上にはなかった

鷲羽岳到着。日本百名山。2924m

幸いほとんど雨はまだ降っておらず。さて今のうちに三俣山荘へ。
ここまでの道のり、特にやばそうなところもなく、体力があれば問題なく歩いて来れる。鷲羽岳を下っていくとまた雷鳥様が3羽出現。雷鳥チャンス到来。かわいい。

三俣山荘到着。雨はそこまで降っておらず。
三俣山荘で早かったがラーメンとジビエ丼、そして名物のコーヒーを頂く。こんな山のど真ん中にのんな癒しの場所があるなんてほんと日本の山は素晴らしい。ネパールを思い出す。

ジビエ丼は牛丼の様

一時間程のんびりしてしまう。外は雨が強まっているが、後約2.5時間の双六小屋までの道のりを歩き始める。ここから雲の平も約二時間。また来年かな。

雨が強かったので、持ってきていたモンベルの傘を刺しながら歩く。軽量で普段街でも使ってる。

紅葉もはじまりかけており、景色もすっかり秋。双六小屋までの道のりも綺麗に整備されているところが沢山あり、歩きやすい。雨で景色は見えず。

いやー雨の中歩くのはそりゃ大変。GORE-TEXでもやっぱり中まで水が入ってくる。帰ったらしっかり手入れしようと思います。

双六小屋の入り口は、何だか貫禄がある。
槍ヶ岳へもここから行けるしシルバーウィークなので今までほとんどいなかった登山客がどっさり!賑わっていた。今日は天気も悪いので、双六岳は明朝とし、小屋でゆっくりタイム。夜は天ぷら。朝もしっかりシャケ。ソフバンはつながるがdocomo、auは繋がらず。談話室がありそこで無料で充電できる。乾燥室もあり。と快適な山小屋。

結構大きな小屋でした

2021/9/19(日)

さてあっという間の登山4日目。朝から晴天!やっぱり登山は晴天に限る。5時に朝食だったので、直前に起床し、朝を食べて6時に双六岳頂上へ!いやー天気がいいと心も踊る。双六岳頂上までは約1時間。

なんて健康的なんやと思いながら歩く。背後には穂高連峰、槍ヶ岳の絶景が広がる。
この時期が気候的に年間で1番かも。

双六岳山頂到着。2860m

この頂上が双六岳かと思いきやもっと先でした
最高の眺めです。

今日は新穂高温泉口まで下山するので早々に小屋に戻る。戻る道のりも槍ヶ岳を見ながら。左側には水晶岳や鷲羽岳もみえる。小屋で購入した500円の手拭いと記念撮影。小屋に戻り、昨晩こっそりお願いをしていたケーキセットを早朝おやつに。小屋で作っているそうです。一番人気はチーズケーキだそうです。

すぐ売り切れるらしい

さて気付けば9時過ぎ。
ここから新穂高まで早く5時間。温泉も入りたいので、ハイペースで歩き始める。

が、これがまた絶景が続く。
歩きながら何回も双六〜新穂高のルート最高!と、口に出してしまう。槍ヶ岳が綺麗に見えるビューポイントもいくつもあった。写真ストップで結局かなり時間がかかる。

双六小屋を歩き始め振り返ると双六小屋とその背後に鷲羽岳と水晶岳
ぼーっと立ち止まってしまう景色。

途中鏡平で休憩。コーヒーフロートを皆さん飲んでいる。かき氷もうまそう。でも時間があまりないのでささっと持ってきていたソーセージとリゾットを食べて出発。

ここからはひたすら緩やかなくだり道。大小の石が転がっているような道でとても歩きやすい。ただ長い笑 明日も祝日と言うこともあり、下山方向に歩く人は少なく沢山の人が登ってきていた。

双六岳から約1600mくらい下り、無事15時過ぎに新穂高に到着!四日間の縦走も無事終了。いやー最高!

新穂高ロープーウェイの駅前からはバスでまず平湯温泉バスターミナルへ。何箇所か日帰り温泉があったので待望の温泉。平湯の森というところは大行列ができており、入れそうになかったので、数件電話をし、平湯館というところにお邪魔しました。人も少なく、料金も安くおすすめ。ちなみに上高地から東京行きのバスは混み合ってしまうが、平湯温泉からバスタ新宿は比較的利用者が減るので一旦平湯に来て、バスで上高地へ乗り換えるパターンも良いと思う。

【公式】奥飛騨温泉郷 平湯温泉 平湯館
奥飛騨温泉の中で最も歴史ある平湯温泉。その始まりの14軒のうちの1軒が、「平湯館」の起源です。百年の歳月を積み重ねてきた温泉宿が、いよいよ、この夏、生まれ変わります。

平湯温泉から新宿まで高速バスは↓

高山・平湯温泉~新宿線|高速バス | 濃飛バス公式サイト
濃飛バス、京王電鉄バスが運行する高速バス・ハイウェイバスのご案内です。高山~東京新宿間を毎日運行。時刻表、運賃をご確認いただけます。インターネット予約も可能です。

というわけで、3泊なので長くなってしまいましたが、お疲れ山でした。次回は紅葉を求め10月初旬に上高地〜涸沢経由の北穂高コースの2泊を計画中!ではまた。

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